PCB前処理装置<SZ-PCB-PT010>
本機は、絶縁油中PCB分析における煩雑な前処理操作を、迅速で簡便に行うための前処理装置です。
わずか2時間で6検体の同時前処理が可能です。
環境省より公表された、絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第3版)の内唯一の生化学的測定法である 「加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/フロー式イムノセンサー法」に適応できます。
フロー式イムノセンサー法としては、DXS-610を用いることができます。
特徴
- 油種に関係なく同じ前処理装置(JIS1~7種、DOP)
- 妨害物質を効率的に除去
- 安定した高い回収率
- 精製、濃縮、溶媒転溶を行うシステム
- 工数と溶媒使用量が少ない
- 濃縮操作が不要
- 試料接触部は使い捨て、二次汚染の可能性が極めて低い
- 高効率PTCヒーター採用で省エネ効果
PCB前処理装置の主な仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
処理検体数 | 6検体同時処理可能 |
対象物質 | PCB |
処理時間 | 約120分 |
周囲湿度 | ~85% |
本体電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 102 W |
質量 | 約30kg |
本体外形寸法 | W:750mm, D:450mm, H:600mm |